新卒でヨーロッパに就職したいあなた
ヨーロッパに新卒で海外就職してみたいけれど、どうやったらできるのだろう?何から始めたらいいの?そもそも新卒の私なんかにいきなり就職なんてできるのだろうか…
といった疑問に答えます。
- 私がヨーロッパに新卒で海外就職するまでの経緯
- そのために練った行動計画と結果
- 情報収集する中で出くわす落とし穴と、実現するために必要不可欠な考え方
私は大学を卒業し、翌月の4月にフランス・パリに渡って就職を果たし、そこから半年後に転職を経て、目指していた企業への就職にたどり着くことができました。
フランスでの就職の話になりますが、ヨーロッパはもちろん、海外就職、転職を希望されている方にも生かせる内容となっていますので、ぜひご覧ください。
新卒でヨーロッパに海外就職するには

Step1 居住したい国と、そこで何を果たしたいか目的を明確にする
これからこのブログを通して重点的にお伝えしていきますが、この目的が明確でないとあとで苦しくなるのは自分自身です。当の私がそうでした。
<フランスとの出会い>
私は小学校からフランス語の授業があり、半ば強制的だったので当時はあまり関心がなかったのですが、進学した先の高校に選択授業でフランス語の授業があったため、そこでフランス語の学習に目覚め、以来隙あらばフランス語の勉強をしていました。
その後、大学生のときに交換留学でフランスに一年滞在し、そのときは「フランス人になりたい!」と思うほどにフランスにのめりこみ、卒業後はフランスに就職すると決めていました。
<フランスで何をするか>
やはり旅行が好きで、その頃から漠然と「世界を飛び回りたい」という思いがありました。
そこで、旅行や観光に携われる仕事に就きたいと考え、給与、労働環境、社会的ステイタスなど踏まえ、その中で最高峰の業界は何かと考えたときに思いついたのが航空会社でした。
もちろん、何を持って最高峰とするかは人によって異なります。10代の頃の私の頭の中で考えていたことであり、選び方なので、大目に見てくださいm(_ _)m
そして、私の目標は「フランスにある航空会社で働くこと」になりました。
「フランスに住みたい」という夢と
「航空会社で働きたい」という夢
の2つの夢を同時に叶えるべく、動くことになっていきます。
Step2 現地で情報収集
シンプルに、自分の住みたい場所で、それを果たしている人に話を聞くのが一番の近道です。
私はフランス留学中に、「卒業後はまたここに戻ってきたい」とすでに思っていたので、まず日本人会に行ってみたり、フランスで開かれている在学していた大学の同窓会に出向いてたりして、情報収集しました。
今はインターネットやSNSを用いて、世界中の人に簡単にコンタクトを取ることができるのでそれも多いに利用したらよいと思いますが、やはり直接現地に足を踏み入れると、「いいなぁ」とか「なんかちょっと違うかも」などと体感することができるし、モチベーションも上がるので、行ってみることを私はおすすめします。
そうしていくうちに、フランスにおいて新卒という制度、就職活動という概念がないということなど、フランスの就職事情について色々とわかっていきました。
Step3 目標に向かうために必要不可欠な考え方
そして、色々な人に話を聞く中で
「そんなの無理だよ」
「駐在で来たほうがいいよ」
などと言ってくる人が必ず現れます。
そのように言ってくる人の方が多いかもしれません。
それもそうです。なぜなら、ヨーロッパに新卒で就職している人はヨーロッパに居住する日本人全体から見たら少ないように人は思うからです。
そんなとき、あなたはそれをどのように解釈しますか?
そうなんだ、じゃあやっぱり実現は難しいんだ
→ 無理だろう
実現できた人もいるんだ
→ どうやってその人は実現したんだろう?
手にした情報をどのように解釈するかが、その後の明暗を分けるといっても過言ではありません。
あなたの目標が、あなたにとって本当に成し遂げたいことなら、できていない人でなくて、できた人のいるという事実のほうに目を向けてほしいのです。
当時、「そんなの無理だよ」と言われて、私も傷ついたし、「なんでそんなこと言うのだろう」と思ったり、ひるんで落ち込んだりもしました。
けれど、後者の考え方を貫いたことで、結果、新卒でもフランスに就職することができました。
そして、次に方法についてですが、「できている人に目を向ける」、本当にこれができたら、あとは目標に対して動いていけば叶えることができます。
逆に言えば「できている人に目を向ける」ことができなければ、そもそも行動しようと腰が上がらないでしょうから、そこから先へ進むこともできません。
Step4 逆算思考で行動計画を立てる
【目標のゴール】フランスにある航空会社で働くこと
【課題】新卒での採用がない
この【課題】をクリアするためには、まず、キャリアを構築しなければならないということがわかります。
そうすると、新卒での海外就職はほとんど無理に等しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、何度も言いますが、私は新卒でヨーロッパに就職することができました。
キャリアがあればいいのです。
そして、そのキャリアは必ずしも就職して正社員としてのキャリアでなけれならない必要はどこにもないのです。
そこで私は次の行動計画を立てました。
行動計画
【目標のゴール】フランスにある航空会社に就職
(具体的な社名をあげ、より明確に設定)
↓ 想定される必要なキャリアとスキル:フランスでの就業経験、観光業界でのキャリア、予約端末の操作スキル
フランスにある旅行代理店に就職
↓ 想定される必要なキャリアとスキル:旅行業でのキャリア、予約端末操作
留学から帰国後、東京にある大手旅行代理店でアルバイト
次に、これを基に私が実際に取った行動を公開します。
実際に取った行動
留学から帰国後、パリにも支店のある旅行会社エイチ・アイ・エスでアルバイト
↓
主任に推薦状を書いてもらい、それを持って卒業した翌月に渡仏。エイチ・アイ・エス パリ支店に就職。
↓
半年後、念願の日本航空パリ支店に就職
ここで大切なのは、逆算して行動計画を立てていることです。
概ね計画通りに遂行し、そのとき目標としていたゴールにたどり着くことができました。
結論とまとめ
新卒でヨーロッパに海外就職することは十分に可能
本日の記事をまとめます。
また、本記事の内容について、Youtubeにてより詳しく解説しています。よろしければ、合わせてご覧ください。
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